戦後72年が過ぎた今、残留邦人も旧樺太出身者も高齢化し、1世こそ数少なくなってはきましたが、サハリンには今も日本への深い想いを持った多くの2世、3世がいます。ロシアの文化と日本の魂をもつ彼らは、日露をつなげる未来への架け橋です。
そこでこのたび、NPO法人日本サハリン協会では、彼らとロシア人双方に未来への呼びかけを行い、あらたな関係を作っていきたいと「未来をつむぐ『百万本のバラ』プロジェクト」を企画。この思いに共感してくださった加藤登紀子さんの協力を得て今年6月、コンサートと同行ツアーを実施することになりました。
プロジェクトではサハリン日本人会の皆さんを加藤さんのコンサートにご招待するとともに、友好の証としてユジノサハリンスク市にバラの記念植樹をしたいと思っています。日本とサハリンの人々を結ぶ架け橋となるよう、未来をつむぐ一歩としてのコンサート、そしてバラの植樹をいたします。
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